
デザートや前菜の皮なしのブドウってきれいですよね。
あのつるんとしたぶどうの皮むきがじつは家庭でも簡単にできちゃうんですよ。
この記事ではブドウの湯むきの方法について解説します。
必要な道具
- 深めの鍋(たっぷりの湯)
- 氷水(ボウルに氷+水をどっさり)
- 穴あきおたま/ザル、キッチンペーパー、キッチンばさみ
ぶどうの湯むき手順
- 湯を沸かす:**90〜95℃**目安(グラグラ沸騰直前)。
- ぶどうを入れる:小粒3〜5秒/大粒5〜8秒。沈めた瞬間から秒数カウント。
- 即・氷水へ:10〜20秒で表面温度をキュッと落とす。
- ヘタ側からつまんで皮を引く:するんとむけます。力を入れないのがコツ。
- 水気を軽くふく:ペーパーで押さえるだけ。こすると果肉が削れます。
- 冷蔵庫で冷やす:冷えてないとおいしくないです
ぶどうの湯むきはなぜうまくいく?——皮と果肉の“熱ショック”
ぶどうの皮は表皮(渋みや色素が多い層)と、その下の果肉(ペクチンが豊富なゼリー状)が密着しています。
高温の湯に数秒→すぐ氷水という熱ショックを与えると、皮の収縮と果肉の冷却収縮に差が生まれ、境目がスルッとはがれます。
ポイントは長く茹でないこと。茹ですぎると果肉が柔らかくなりすぎて崩れやすいので要注意です。
うまくいかないときは…
- 皮が破れて果汁が出る → 湯につける秒数が長いです。
- 皮が残ってビリビリ切れる →湯につける秒数が短いです。
- 色が抜ける → 氷水がぬるいとそうなります。もっと冷やしましょう。
実は成熟度でも差が出ます。完熟は短く、若めは気持ち長く。触った感触(張り)をヒントに調整してください。
湯むきしたぶどうの使い道
湯むきしたぶどうは料理と甘味、両方につかえますよ。
ここでは一例をご紹介します。
- 白ワインコンポート:湯むきぶどう+水・砂糖・白ワイン・レモン皮を数分シロップ煮→冷やす。
- 生ハム&リコッタの前菜:湯むきぶどう+生ハム+リコッタ+オリーブ油+黒胡椒。
- ぶどうゼリー:ジュース(市販でも可)にゼラチン。湯むきぶどうを沈めるだけで映える。
- ヨーグルトマリネ:プレーンヨーグルト+蜂蜜+レモン少々に一晩。朝の幸福度が上がります。
皮は捨てないで!
湯むきで外した皮は、色と香りの濃縮されているので捨てるのはもったいないですよ。
ぜひ活用してみてください。
- 皮シロップ:皮+砂糖+少量の水を短時間煮出し→こす。ぶどうソーダに。
- 肉・魚のソース:赤ワイン+皮+バターでさっと煮詰め、塩で決めると深い色と香り。
- 紅茶染め:皮を乾かして紅茶にブレンドするとほんのり紫のニュアンス。