
育てている植物がナメクジに食べられて、思わずため息が出る…
そんなとき、台所を見るとコーヒーがあるじゃないですか。
実はコーヒーはナメクジ対策に有効なんです。
なぜならコーヒーにふくまれるカフェインはナメクジにとって毒だからです。
しかも淹れるのが簡単で、スプレーに詰めて退治もできるし、コーヒーかすは土に混ぜて忌避剤にもなります。
最初に試した夜、直接スプレーして10分後に足元を探すと、のたうつ個体が何匹もいました。正直、ちょっと驚きました。
この記事ではコーヒーを使ったナメクジ対策についてご紹介します。
コーヒーが効く理由:カフェインは軟体動物には刺激物
まずは仕組みをやさしく解説します。
カフェインはヒトでは覚醒作用で知られますが、ナメクジ(軟体動物)にとっては神経系を乱す強い刺激物です。
体表からも吸収され、運動の協調性と浸透圧調整が狂うことで活動停止→致死に至ります。
コーヒーをかけるだけでナメクジ退治ができちゃうんです。
有用性が分かったところで、次は使い方をご紹介します。
退治編:コーヒースプレーを夜に噴射
結論:濃いめのコーヒーを冷やして、スプレーボトルで直接噴射。
これでOKです。準備が簡単なのがうれしいですね。
- 用意:普段より2倍濃いインスタントコーヒーを常温まで冷ましてから清潔なスプレーボトルへ。
- 時間帯:夜(薄暮〜夜間)。ナメクジの活動ピークに合わせて一気に退治しましょう
- 狙い方:見つけた個体へ近距離で数プッシュ。体表がしっかり濡れるまで。
- 観察:数分〜10分で動きが鈍化→のたうち→停止。翌朝に回収して処分しましょう。
- 保存:作り置きは冷蔵で1〜2日まで。カビや酸化を避けるため小分けで作り直しを推奨します。
今いるナメクジが退治できたら、次はナメクジを寄せ付けないように対策します。
忌避編:コーヒーかすを土にまぜる
コーヒーかすにもカフェインがふくまれています。これを利用します。
コーヒーかすを薄く・広く撒きましょう。
入れすぎには注意!土壌トラブルの元です。
――退治と忌避を入れたら、ナメクジの動線の見直しもしちゃいましょう
ナメクジの水・餌・隠れ家を除去しましょう
ナメクジ対策は水と隠れ家の管理で効きが変わります。
- 水やりは朝:夜の湿りはナメクジの出動の合図になってしまいます。朝灌水に変えるだけで夜の活動が鈍ります。
- 鉢下の受け皿を乾かす:水張りっぱなしは水分を好むナメクジのオアシスとなってしまします。夕方までに空にしてください。
- 落ち葉・割れ鉢・雑木片を片づける:日陰で湿った場所をなくしましょう
コーヒーがナメクジに効かないときには
効きが弱いときは、次の順に見直します。
- 濃さ:普段の2倍濃度になっているか。色が薄い・香りが弱いなら作り直し。
- 当て方:体表がびしょ濡れになるまで連続で命中させる。1プッシュだけだと効きにくい。
- かすの状態:乾燥不足でカビ臭が出ていないか。完全乾燥→薄撒きへ修正。
上記が守られないとせっかくの効果が表れないので注意です。
まとめ
- カフェインはナメクジに毒。スプレーで直接命中させると数分〜10分で動きが止まる。
- コーヒーかすは少量を土に混ぜることでで忌避剤に。大量はダメ。
- ペット・水辺・食用野菜への配慮を守れば、家庭でも安全に運用できる。
台所のコーヒーで、今晩からできるナメクジ対策はお手軽でうれしいですよね。
最初の1匹を仕留めたときの「効いた!」という手応えが病みつきになります。
とはいえ多用は禁物、ほどよく使用して大切な家庭菜園を守ってください。