
秋になるとリスはどんぐりを黙々と集め、土に埋めて隠します。
この記事では、リス どんぐりの貯食(食べ物を蓄える行動)についてご紹介します。
リスはなぜ埋める?——分散貯蔵という保険
リスは食べ物が少なくなる冬にむけてドングリを分散貯蔵をします
これはどんぐりを一か所に山積みせず、数メートル〜数十メートルおきに点在させる方法です。
一部を盗まれても全滅しにくいのがメリットです。
対義語は貯蔵庫型で、一つの巣穴にまとめる方式です。
分散はリスク分散の投資、まとめるのは管理コストを下げる倉庫運用のイメージです。
埋めた後のカモフラージュ
本当に埋めたときも、リスは足で丁寧に土や落ち葉をかけ、匂いと視覚の手がかりを消すように動きます。
これはにおいでどんぐりを見つけるを少しでも難しくするため。
最後にクルリと体を回して別方向へ歩くのは、足跡の方向情報をが曖昧にする小技です。
忘れ物は森の投資——盗まれ、忘れられ、芽になる
分散貯蔵はすべて埋めたどんぐりを覚えているのが大変です。
一部の隠したどんぐりは忘れてしまいます。
忘れられたどんぐりは翌春に発芽し、やがて若木になります。
つまり、リスの忘れ物が森を育てていっているのです。
まとめ:リス どんぐりの争いは“奪う×隠す×忘れる”の三拍子
リスとどんぐりの関係は拾う・隠す・忘れる・がどんどんサイクルする仕組みです。
リスが意図したことではないにせよ、忘れることが森を大きくするのは面白いですね。