
「恐竜をペットにしたい」子どものころ一度は考えませんでしたか?
管理人は今でもたまに妄想します。
もちろん現実には絶滅していて法律や倫理のハードルも山盛りです。
しかし。もし復元できたとして「ギリギリ家で飼えるとしたらどの種?」を大きさ・温厚・世話のしやすさという3条件で真面目に選びました。
はじめに:この一覧
ここで言う「ペットにできそう」は完全に仮想シミュレーションです。
実在の記録から推定される体サイズ(体長や体重の見積もり)、食性(草食・雑食・肉食)、気性(同時代の近縁種からの推定)、必要設備(現代のトカゲ・トリの飼育学を参考)を使って評価しています。
プシッタコサウルス
体長 約1.5〜2m(しっぽ長い)/食性 草食(タネや実も)/気性 比較的おだやかと推定
小型のツノ竜の仲間。クチバシがインコみたいで、硬い植物を器用にかじれます。
群れで暮らした可能性があり、社会性が高ければ馴化もしやすいはず。
おうち設備 :大型イヌ用サークルを拡張した“低い草地×砂地”の複合ケージ、日光浴用のフルスペクトルランプ(トリの紫外線管理に使うやつ)、温度は20〜28℃を安定維持。
注意点:しっぽブンブンが強力。家具の角はガード必須。繊維質の多い牧草ペレットや葉物を中心に、胃石(ガストロリス=消化補助用の小石)の代替として小粒の焼成軽石を少量……といった“恐竜版ウサギごはん”設計が必要です。
総評:草食&サイズ感のバランスで堂々1位。ギリ飼えると思います。
ヒプシロフォドン
体長 約1.5〜2.5m/食性 草食〜雑食少々/気性 すばしっこく臆病
二足歩行の小型鳥脚類(=クチバシで草を食べるグループ)。細身で運動量が多く、観察していて飽きないタイプ。
おうち設備:横より縦の運動スペースが効くレイアウト(段差・ランプ台)。体温調節が得意ではない想定で、温度帯は22〜26℃をキープ。
注意点:びっくりすると音速で逃げる。脱走防止の二重扉はマスト。副食に実・若芽・低タンパク昆虫を少量。
総評:神経質さがネックでですが、慣れたらいけるはず。
レプトケラトプス
体長 約2m弱/食性 草食/気性 おだやかだが頑固
小型のツノ竜系。がっしり体型で低重心、跳ね回らないぶん扱いやすい。
おうち設備 厚めの敷材(パインチップ+砂)で蹄(てい)に相当する足裏を保護。噛み応えのある枝葉を常備するとストレスが減ります。
注意点:移動させるのが難しい
総評:動きは読みやすいですが、大きさがちょっときになるかも。
カウディプテリクス
体長 約1m/食性 雑食(実・小型無脊椎動物)/気性 好奇心旺盛
羽毛の生えたオヴィラプトロサウルス類。見た目は“地上性の大型トリ”に近く、採餌のバリエーションが豊富。
おうち設備:止まり木高め、砂浴びコーナー、おやつを隠すパズル。温度23〜28℃、紫外線管理重視。
注意点:たぶん、物をついばむ癖でリモコン壊しがち。誤飲対策に小物は片付け必須。
総評 かわいさ抜群だが、知能の高さ=いたずら力でもある。上級者向け。
コンプソグナトゥス
体長 約1m(体重は小型ネコほど)/食性 小型のトカゲや昆虫中心の小型肉食/気性 すばしっこい
超小型の獣脚類。吠えるよりカサコソ系の生活音が多く、集合住宅でも音問題は比較的マイルドかも。
おうち設備:岩組みと流木で立体的に。夜行性だと推測されるので昼夜の明暗サイクルを厳密に。
注意点:嚙まれると流血沙汰になること必至。
総評 飼えるかどうかの“ギリ枠”。肉食処理に自信のある人だけ。
「温厚」ってどう判断できる?
化石から気性を断定はできませんが、歯の形・群れでいた痕跡・脚の作りから捕食スタイルや逃げ足を推理できます。
たとえば草食で歯列がすりつぶし型、かつ群れの足跡化石が多い種は対立より回避を選びやすい=人に馴れれば穏やかになりやすい、と読みます。
飼育のリアル:スペース・温度・エサ・におい
現代のトカゲやトリの飼育理論を流用すると、温度帯は20〜28℃に収まる種が扱いやすく、フルスペクトル光や紫外線は骨や羽毛の健康に不可欠。
ニオイは敷材と給餌の管理次第でかなり抑えられます。
エサは草食なら牧草ペレット+葉物、雑食は果実・昆虫、肉食は冷凍餌を衛生的に。
まとめ
小型ツノ竜は、食事管理や室内レイアウトの想像がつきやすく、日常の安全対策も具体化できます。
反対に小型でも肉食は給餌や扱いの難しさが一気に上がります。結局のところ、ペットとしての理想像は“おだやかで、丈夫で、食が読みやすいこと”。
恐竜を家に迎える日、いつか来ないかなあ…