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ハムスターが懐かない…とお悩みの方へ!ハムスターは孤独が好き?

あなたはハムスターにどんなイメージを持っていますか?

「つぶらな瞳で仲良くじゃれ合う」「小さなケージの中で複数匹がくっついて寝ている」——そんな可愛い姿を思い浮かべるかもしれません。

しかし実際のハムスターは、基本的に“一人ぼっちが好き”な生き物

なんと、他の個体と一緒に暮らすことが強いストレスになってしまうこともあるんです。

今回はそんな“ハムスターの社会性のなさ”について、管理人の経験を交えながら飼い方の注意点を交えて紹介します!

そもそもハムスターは人間に懐くのか?

懐かないです(管理人の経験談

私はハムスターを子供の頃から20年以上飼育していますが、ハムスターには懐くとか懐かないとかの概念がそもそも存在していないようです。

確かにハムスターは人が近づけばゲージから顔を出してくれたり、手を出せば手に乗ったりしてくれます。

しかしそれはそうしたら好ましいことがある(エサが貰える)と学習した結果です。

懐いたのではなく「慣れた」と表現した方が良いですね。

犬や猫やインコなどの人間とのコミュニケーションが得意な生き物は人間のことをとてもよく観察してきます。

彼らは人間が何をしているのかに関心を持っています。

しかしハムスターは人間のことを観察してこないです。

人間を見はしますがそれだけです。人間の行動に関心を持っていません。

ハムスターの人間に対する視線と犬猫インコの視線はは明らかに違うと私は感じています。

(元々視力がそんなに良くないのも関係していると思いますが)

そもそもハムスターには社会性が備わってないとされています。

「社会性がない」ってどういうこと?

まずは「社会性」という言葉の意味を確認してみましょう。

ここでの社会性とは、「仲間と協力して生きる能力」や「集団生活に適応する性質」のことを指します。

例えば、アリやミツバチのように、役割分担してコロニーで暮らす生き物は社会性が高いと言えます。

イヌやチンパンジーのように群れで生活する動物も、社会性を持っています。

一方、ハムスターは基本的に単独生活を好む生き物

野生のハムスターは他のハムスターとできるだけ接触せず、縄張りを守りながら一匹で生活しています。

なぜハムスターは一人が好きなの?

ハムスターの単独行動には、いくつかの進化的な理由があります。

1. エサの取り合いを避けるため

ハムスターの多くは乾燥地帯や草原などに生息しています。

こうした環境ではエサが限られており、複数の個体が集まってしまうとすぐに資源が尽きてしまう可能性があります。

だからこそ、ハムスターは他の個体と距離をとり、一匹で行動することを選んだのです。

2. 夜行性かつ狭い縄張り

ハムスターは夜行性のため、暗い時間に自分の縄張りでエサを探します

この縄張り意識がとても強く、他のハムスターが入り込んでくると、「敵」とみなして激しいケンカになることもあります。

同居させたらどうなるの?

ペットショップでは時々、ハムスターが数匹で一緒のケージに入っていることもありますよね。

でも、それを見て「一緒に飼えるんだ!」と思うのはちょっと危険です。

ハムスターの同居がうまくいくのは稀

確かに、生まれたばかりの兄弟姉妹などはしばらく一緒にいられることもあります。

でも、性成熟(おとなになる)すると縄張り意識が強くなり、ケンカが勃発することが多くなります。

最悪の場合、命にかかわるようなケンカに発展することも……。

ケージは「一匹につき一つ」が原則

基本的に、ハムスターは単独飼育が推奨されています。

仲良くさせたい気持ちはわかりますが、“一匹一ケージ”を守ることが、ハムスターにとっていちばんの安心になるのです。

管理人の母親の世代からハムスターを複数匹で飼育し血みどろの結果になった…という話を何度か聞いたことがあります。

じゃあ、寂しくないの?

ここで気になるのが「一匹で寂しくないの?」という疑問ですよね。

答えは、ハムスターは基本的に寂しさを感じません

人間のように「誰かと一緒にいたい」「話し相手が欲しい」と感じる感情はないと考えられています。

むしろ、自分のテリトリーに誰かが入ってくる方がストレスになるのです。

ではどうする?

ハムスターは社会性は低いものの、環境に慣れる能力は高いです。

少しづつエサを渡したりすれば、手に乗ってくれたり、寄ってきてくれたりするようになります

ただし、一匹で静かに過ごす時間がとても大切

ハムスターのペースを尊重して、無理にかまいすぎないようにしましょう。

まとめ:ハムスターは「一人が好き」な動物!

• ハムスターには基本的に社会性がなく、単独行動を好む動物です。

• 同居はストレスやケンカのもとになるので、一匹につき一ケージが原則

• 人間との距離感は大事!

小さくて可愛いけれど、とても繊細なハムスター。

その性格をしっかり理解して、無理のないお世話を心がけてくださいね。

※画像は管理人のハムスター

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